怒りの感情は二次感情|長野市・カウンセリング・オンライン
2024/05/05
皆さん、イライラしていませんか??
数年前の私は、子供に、旦那に、義両親に、常にイライラしていました。
やること全てが目に付き、イライラ…。
そして、怒りの感情をぶつけていました。
そんな自分も嫌で嫌で仕方がなく、どうしたらこの怒りの感情を抑えられるのか、いろんなことを探していました。
そんな時に出会ったものの1つが『アンガーマネージメント』という言葉。
アンガーマネジメントとは?
アンガーマネジメントは、怒りの感情を上手にコントロールするための心理トレーニングです。
怒りは、誰もが経験する自然な感情ですが、上手にコントロールできないと、自分自身や周囲の人を傷つけてしまうことがあります。
アンガーマネジメントでは、怒りの感情を以下の3つのステップでコントロールする方法を学びます。
1. 怒りのサインを見つける
- 身体的なサイン:心拍数の増加、血圧の上昇、筋肉の緊張、発汗など
- 心理的なサイン:イライラする、頭にくる、集中できない、暴言を吐きたくなるなど
2. 怒りの原因を特定する
- 自分自身の価値観や信念
- 過去の経験
- 現在の状況
- 相手との関係性
3. 怒りの感情をコントロールする
- 深呼吸をする
- 時間を置く
- 気持ちを言葉にする
- リラックスする
- 考え方を変える
アンガーマネジメントの効果
アンガーマネジメントを実践することで、以下の効果が期待できます。
- 怒りの感情をコントロールできるようになる
- 後悔することが減る
- 人間関係が改善する
- 仕事や勉強の効率が上がる
- ストレスを減らす
ということで、
さらに掘り下げていくと、
研究によると、怒りの感情は発生してから6秒ほどでピークに達し、その後は徐々に落ち着いていくと言われています。
この6秒間に、何もせずにただ待つことで、衝動的に行動したり、暴言を吐いたりするのを防ぐことができます。
6秒ルールと呼ばれるこの方法は、アンガーマネジメントの基本的なテクニックの一つです。
6秒ルールを実践する方法
- 怒りを感じたら、6秒間だけ何もせずに待つ
- 深呼吸をする
- 「6秒経ったら、それから考えよう」と自分に言い聞かせる
- 6秒経ったら、落ち着いてから行動する
6秒ルールが有効な理由
- 脳が冷静になる時間:6秒間待つことで、脳が興奮状態から冷静な状態に戻る時間を確保することができます。
- 衝動的な行動を抑える:冷静な状態になれば、衝動的に行動したり、暴言を吐いたりするのを防ぐことができます。
- より良い選択肢を選ぶ:冷静な状態で考えれば、より良い選択肢を選ぶことができます。
6秒ルール以外にも、以下のような方法で怒りをコントロールすることができます。
- 怒りの原因を特定する
- 自分の感情を言葉にする
- 運動をする
- リラックスする
- コミュニケーションを 取る
ということを学びました。
が、残念ながら、私は6秒待ってもイライラが収まることはありませんでした…。
そして、私のメンターと出会い、そのメンターから教わったこと、それは、
『怒りの感情は二次感情である。』ということ。
怒りは、誰もが経験する自然な感情ですが、**実は「二次感情」**と呼ばれるものです。
一次感情とは、喜怒哀楽の基本的な感情であり、生物学的に根拠のある感情です。
これに対して、二次感情は、一次感情に加えて、思考や価値観、過去の経験などが複雑に絡み合って生まれる感情です。
つまり、怒りは、単に何か嫌なことがあったから起こるわけではなく、様々な要素が複雑に絡み合って生まれるのです。
怒りの背後に潜む一次感情
怒りの背後には、様々な一次感情が潜んでいます。
- 悲しみ:悲しみに対して、自分が悲しんでいることを認めたくない、または悲しんでいることを誰にも知られたくないという気持ちから、怒りとして表れることがあります。
- 恐怖:恐怖を感じた時に、自分が弱いと思われたくない、または恐怖に支配されたくないという気持ちから、怒りとして表れることがあります。
- 不安:不安を感じている時に、不安を解消するために、相手をコントロールしようとしたり、攻撃しようとしたりして、怒りとして表れることがあります。
- 劣等感:自分に自信がない、または自分を他人と比べて劣等感を感じている時に、その気持ちを隠すために、怒りとして表れることがあります。
- 無力感:何もできないと感じている時、または自分の状況をコントロールできないと感じている時に、その気持ちをぶつけたり、不満を爆発させたりして、怒りとして表れることがあります。
ということです。
子供が勉強しないことに対してイライラする。
このイライラが二次感情だとしたら、
その下にある一次感情は何??
私のその下に合った感情は、
私自身が子供の頃に感じていた自分は頭が悪い。という自分のコンプレックスから来ていました。
私には優秀な姉がいます。
姉と比べられて悲しかった。という心の傷がありました。
その心の傷が原因で子供に対してイライラしているということがわかり、その幼少期の頃の心の傷を癒してあげることで、子供の勉強に対してイライラすることがなくなっていきました。
これが俗に言うインナーチャイルドを癒す。ということです。
家族に対してイライラする。
職場の人間関係でイライラする。
自分自身にイライラする。
世の中に対してイライラする。
これらの怒りの感情の下には、その人の過去の出来事によってできた心の傷が潜んでいます。
一度、そのイライラの下には何があるのか探ってみませんか??
当カウンセリングルームではオンラインでのセッションを行っております。
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お待ちしております。
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